FEATURE01
「金型」と「成形」を自社内で
当社は、プラスチック金型設計と、プラスチック成形品製作の両方を手掛けています。一般的に、「金型」と「成形」は専門性の高い技術のため、扱う企業に分かれています。もしくは、企業同士の連携によってワンストップサービスを提供している場合もあります。
しかし、当社の場合、「金型」も「成形」もすべて自社内で手掛けています。そのため、試作から量産までシームレスな対応が可能。リードタイムを限りなく短縮し、圧倒的にスピーディーな納品を実現しています。
また、「金型」と「成形」の部門が密に連携しているのも特徴です。というのも、当社の事業は金型設計からスタートしており、製造した金型をテストするために成形も手掛けていたという歴史がありました。つまり、そもそも「金型」も「成形」も一つの部署だったのです。そのため、現在も部門間の敷居が低く、細かな情報共有やフィードバックによって、ハイクオリティーの製品を製造できる体制となっています。
FEATURE02
戦略的な設備投資
当社は随時、最新式の機械や設備を導入し、クオリティアップと納期短縮に努めています。一般的に設備の導入は、お客さまからのご要望やご相談を受けてから検討段階に入るものですが、その分、対応が後手に回るのは否めません。そこで当社は、市場のニーズを先読みした設備投資に力を入れており、お客さまのご要望の半歩先で応えられる体制を整えています。
2017年には新工場を増設し、設備の増強と共に作業環境も整備し、生産性を向上させています。直近では、リニア式モータのマシニングセンタも導入。より複雑で細密な製品の試作や量産に応えられるようになりました。
お客さまや市場のニーズは常に変化し、さらに高度化しています。現状維持は、後退に等しいと考えます。今後も攻めの姿勢を崩さず、次のニーズを見据えた戦略的な設備投資を続けていきます。
FEATURE03
「ロボット/設備」+「人」
当社は24時間稼働のロボットを導入し、高い生産性を実現するなど、機械も設備も常に最高レベルの環境を目指しています。それに加えて、社員の創意工夫を活かせるカルチャーを重視し、新たなアイデアをどんどん反映できる体制を整えています。この「ロボット/設備」+「人」の力の融合が、当社の技術のコアです。これによって、今までになかった製品や、不可能と考えられていた製品を数多く生み出し、量産化を成功させています。
創意工夫を駆使し、不可能に挑み続ける姿勢は、“made in Japan”のブランドの体現であると考えています。実際、当社の製品はタイ、ドイツなど海外の企業から直接オファーをいただいており、そのブランドに厚い信頼を寄せられています。先代から受け継いだこのブランドを次世代につないでいくこと。それは、私たちの重要なミッションだと考えています。